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【200g】ケニア AA(深煎り)

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【200g】ケニア AA(深煎り)

1,760(税込)

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ケニアのコーヒーは、19世紀末にエチオピアから導入されました。
酸味に優れており、深煎りでも良い香りとほのかな酸味を楽しめます。
シャープなな苦味と甘味のバランスが絶妙で、干し草のような、ケニアのサバンナを思わせる独特の香りが特徴的です。
アルファベットは等級を表し、AAは最高等級、直径6.7ミリの網目を通り抜けないサイズのものです。



ケニアは、アフリカの他の生産国と同様に小規模零細農家が多く、収穫されたチェリーは「ファクトリー」と呼ばれる精選所へ持ち込まれ、地域ごとに水洗精選されてオークションにかけられます。



タンザニアの場合、小規模・零細農家が自家精選してパーチメントと呼ばれる生豆に一枚乾いた皮がかぶっている状態のものを農協のような組合に持ち込むこともありますが、ケニアの場合、大規模農家以外は自家精選を認めていないため、小規模・零細農家は収穫したチェリーを果肉がついた状態でファクトリーへ持ち込みます。



オークションは、ほとんど収穫のない7月以外、毎週火曜日に開催されます。
毎週平均で1,000~1,500ロットが出品されますが、ケニアのメインシーズンである1~4月は、2,000~2,500ロットが出品されます。



オークションに出品される豆は、2週間前にカタログが出て、NCE(ナイロビコーヒーエクスチェンジ)で保管され、オークション参加者(現在40社がオークション参加資格を保有)はサンプルを購入して、カッピングの上どの豆を落とそうかを検討します。



オークションと言うと、【良い豆にどれだけの高値が付くか】といった風に思いがちですが、アフリカにおけるコーヒー豆のオークションは、まさに玉石混交。
上の写真のような良い豆から、下の写真のような決して飲みたくないような豆(主にインスタントや缶コーヒー用に安値で大量仕入れされる豆で、圧倒的にこちらの方が多い)まで、いろいろな需要に応じた豆が出品されます。



ヴェルディでは、現地のエクスポーターと一緒にカッピングして、ヴェルディがどのような豆を求めているのかをしっかりと伝え、最良の豆を落札してもらえるよう意思の疎通を図っています。



ケニアという産地の面白いところは、「メインクロップ」(一番収穫量が多い時期)「フライクロップ」(メインの収穫期より一足早く熟したチェリー)と呼ばれるように、収穫期が非常に長いことがあります。
中米などの産地の場合、収穫期に花が咲いていることは、ほぼありませんが、ケニアの場合は収穫期でも完熟したチェリーの横で白い花が咲いていることが一般的です。

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