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【100g】パプアニューギニア AA（中深煎り）
5.0
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￥800（税込）
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この商品についてのレビュー
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カッパ母さん
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インパクト大！のパッケージに一目惚れしました。そして、なじみのないパプアニューギニアのコーヒー、想定外？！に、優しく万人受けするような香りと味に、これまたやられました(笑)。 コーヒー好きな友人にも、また親戚にも、「こんな珍しいコーヒー、どこで見つけたの？」と驚かれます。 ちなみに、YouTubeで観られるマスターのコーヒー買い付けのためのパプアニューギニア冒険談も必見です！2022/02/08 18:23
パプア ニューギニア（以後PNGに省略）は、標高4,509mのマウントウィルヘルムを最高峰に、4,120mのフィニステラ山と高い山脈が島を縦断しています。
そして、PNGのコーヒー主要生産地はまさにそんな山岳地帯「ハイランド地区」。
この「クムル」（現地ビジン語で極楽鳥の意）もそんな高山地帯の標高1,800～1,900mの地域で作られています。
極楽鳥はPNGの国鳥、その姿から伝説の鳳凰や火の鳥のモデルになったとも言われています。
写真は現地で店主撮影。
一般には真っ赤な極楽鳥が有名ですが、いろいろな色のものがいるそうです。（現地の人談）
PNGのコーヒーは、1930年頃、ヨーロッパからカトリックの宣教師が布教活動とともに持ち込んだのが始まりと言われています。
宣教師は、そのまま現地に留まり、生涯を通して布教活動と子供の教育、珈琲産業作りのために尽力し、今なおそのコミュニティーは延々と続けられています。
写真は、今も続く宣教師が作ったミッションスクールにある宣教師のお墓
まだ交通の便が発達していなかった（今もPNGでは発達していませんが）頃、標高2,000m近い山岳地帯まで布教活動をしていた宣教師が持ち込んだのは「ティピカ種」と「アルーシャ種」
その後PNGにも多くのコーヒー品種が持ち込まれましたが、現在でも交通の便が良いとは言えないハイランド地域では、伝搬当時のティピカ種とアルーシャ種が主な栽培品種となっています。
そんなPNG旅行記は、以下のリンクからご覧いただけます。
◉正式名称 パプアニューギニア独立国
◉位置 南西太平洋地域にあり、ニューギニア島の東半分と周辺の島々からなる国
◉国土面積 約46万平方キロメートル（日本の約1.25倍）
◉人口 約861万人（2018年）
◉首都 ポートモレスビー
◉言語 英語（公用語）の他、ピジン英語、モツ語等
◉通貨 キナ(1キナ29.98円)
◉経済規模 世界第106位
物価は安いかと思ったら、国内で工業がほとんどないため、工業製品や食品でも包装されているものは、ほとんどがインドネシアやオーストラリアからの輸入品。
思いのほか物価は高く、清涼飲料水1本が日本円で150～180円ほどしていました。
PNG豆知識
◉人と自然が共生する「地球最後の秘境」
パプアニューギニアは世界で2番目に大きな島(日本の本州は7番目)ニューギニア島の東半分を含む約600の島々からなり、46.2万平方キロメートル(日本の約1.25倍)の国土面積を有する南太平洋では大きな島国です。
美しい海と、山々の深い緑、長い歴史の中で受け継がれた伝統の文化が息づいており、800以上に及ぶ部族が生活している国でもあります。
◉主な産業は鉱山業、石油、油やし、ココア、ココナツ、コーヒー、木材と水産物です。
◉人気漫画である「ゲゲゲの鬼太郎」をはじめとする様々な作品を手がけ、日本に「妖怪文化」を広めた水木しげるさん
第二次世界大戦が始まり、水木しげるさんは太平洋戦争に召集され、鳥取連隊へ入隊する事になります。パプアニューギニアの激戦地へ派遣され、爆撃で左腕を失う重症を負いました。水木しげるさんは戦友が次々と命を落とすこの世の地獄ともいえる戦争の悲惨さについて、スケッチや戦争体験を描いた漫画を通じて伝えられています。
パプアニューギニアのトーライ族の精霊トゥブアン。
トーライ族は水木しげるさんがいたことで有名なラバウルの部族で、このトゥブアンがゲゲゲの鬼太郎に出てくる妖怪のモチーフになったという話もあります。
